火災保険の保険料・相場一覧
建物の構造と補償の範囲で、年間の保険料が大きく変わります。
| 条件 | 年間保険料の目安 | 特徴 |
|---|---|---|
| マンション(建物のみ・専有部) | 5,000〜15,000円 | 耐火構造のため保険料は抑えめ |
| マンション(建物+家財) | 10,000〜25,000円 | 家財を加えると上がる。設定額で変動 |
| 戸建て・鉄骨/コンクリート造 | 10,000〜30,000円 | 燃えにくい構造として区分される |
| 戸建て・木造 | 20,000〜60,000円 | 構造区分が上がり保険料も高くなる |
| 地震保険の上乗せ | 10,000〜40,000円 | 火災保険とセットでのみ加入できる |
| 水災補償を外した場合 | 1〜3割の減額になることも | 立地によっては外す選択もある |
※保険料は所在地・築年数・保険金額・保険会社によって大きく変動します。
火災保険はどこで入るのが安い?
同じ補償内容でも会社によって差が出るため、比較して選ぶことが前提になります。
| 加入方法 | 保険料の目安 | 特徴 |
|---|---|---|
| ネット申し込み型 | 抑えめの設定が多い | 手続きは自分で進める。補償内容の判断も自分で行う |
| 一括見積もりサイト | 比較で数万円の差が出ることも | 同じ条件で複数社を並べられる |
| 保険代理店 | 中間 | 補償の相談や事故時の窓口を任せられる |
| 不動産会社・金融機関の紹介 | 比較せず決めると割高になりやすい | 手続きは楽だが、他社と比べる余地がある |
| 共済 | 抑えめのことが多い | 加入資格や補償上限の条件を確認する |
火災保険の保険料を左右するポイント
①建物の構造:コンクリート造や鉄骨造は燃えにくい構造として区分され、木造より保険料が低く設定されます。マンションの専有部は構造上の区分が有利なため、戸建てより抑えられるのが一般的です。同じ広さでも構造区分が違うだけで倍近い差が出ることがあります。
②補償の範囲:火災だけでなく、風災・雪災・水災・水濡れ・盗難・破損などのどこまでを含めるかで保険料が変わります。高台にあって浸水の想定がない住まいでは水災補償を外す選択もあり、1〜3割の減額につながることがあります。ハザードマップを確認したうえで判断するのが現実的です。
③保険期間と支払い方法:火災保険の契約期間は最長5年で、長期でまとめて契約し一括で支払うほど割安になります。月払いより年払い、年払いより長期一括のほうが総額は下がります。まとまった支出にはなりますが、同じ補償を安く確保する方法として有効です。
火災保険の保険料を抑えるコツ
最も差が出るのは、同じ補償内容で複数社を比較することです。不動産会社や金融機関から案内されたものをそのまま契約すると、比べる機会がないまま割高な保険料を払い続けることがあります。一括見積もりで条件をそろえて並べると、数万円単位の差が見えてきます。
補償範囲を住まいの実情に合わせることも有効です。浸水の想定がない立地であれば水災補償を外す、家財の保険金額を実際の持ち物に見合う額にするといった見直しで保険料は下がります。ただし削りすぎると、いざというときに足りなくなるため、ハザードマップと手持ちの家財を確認したうえで決めてください。
契約期間を長くして一括で支払う方法も有効です。契約期間は最長5年までで、長期でまとめるほど1年あたりの負担は軽くなります。更新のたびに条件を見直す手間も減るため、住み続ける予定があるなら検討する価値があります。
火災保険のよくある質問
Q. 地震保険は付けたほうがよいですか?
A. 地震・噴火・津波による損害は火災保険では補償されず、地震保険に加入していないと対象外です。地震保険は火災保険とセットでのみ加入でき、単独では契約できません。保険金額は火災保険の30〜50%の範囲と定められているため、全額が戻る仕組みではない点も理解しておきましょう。
Q. 水災補償は外してもよいですか?
A. 保険料を抑える効果は大きいものの、外すと豪雨による浸水や土砂災害が補償されなくなります。判断する前に、自治体のハザードマップで自宅周辺の浸水想定や土砂災害警戒区域を確認してください。マンションの上層階など想定が低い住まいでは外す選択もありますが、低地や河川の近くでは慎重に考えるべき部分です。
Q. 保険期間は何年で契約するのが得ですか?
A. 火災保険の契約期間は最長5年で、長期でまとめて一括払いにするほど1年あたりの保険料は下がります。一方で、まとまった支出が必要になることと、途中で条件を見直しにくくなる面があります。住み続ける予定が決まっているなら長期、転居の可能性があるなら短めというように、生活の見通しに合わせて選ぶとよいでしょう。
火災保険の値段・相場まとめ
火災保険の年間保険料はマンション(5,000〜25,000円)・戸建て木造(20,000〜60,000円)・戸建て鉄骨(10,000〜30,000円)が目安で、地震保険を付けると10,000〜40,000円ほど上乗せされます。同じ補償でも会社によって差が出るため、一括見積もりで条件をそろえて比べることが最も効きます。水災補償の要否はハザードマップで確認し、契約期間は最長5年の範囲で生活の見通しに合わせて選びましょう。

