雨樋の修理・交換費用・相場一覧
費用は部分修理か全交換か、そして足場が必要かどうかで大きく変わります。
| 工事の内容 | 費用の目安 | 特徴 |
|---|---|---|
| 金具・継ぎ手の修理 | 1か所3,000〜4,000円 | 外れや緩みの直し。はしごで届く範囲なら足場不要 |
| 集水器の交換 | 1か所3,000〜4,000円 | 軒樋と竪樋のつなぎ目の部品 |
| 竪樋(パイプ)の交換 | 1か所10,000〜12,500円 | 割れや詰まりで交換するケース |
| 軒樋の部分交換(塩ビ製) | 1mあたり1,800〜2,700円 | 最も普及している素材。部材が手に入りやすい |
| 雨樋の清掃 | 1mあたり800〜1,200円 | 落ち葉や泥の詰まり取り |
| 全交換(足場込み) | 200,000〜400,000円 | 軒樋・竪樋それぞれ20〜35mの一般的な住宅 |
※2階以上の作業で足場を組む場合、足場代だけで100,000〜150,000円ほどかかります。
雨樋の修理はどこに頼むのが安い?
板金や雨樋の専門業者が価格面で有利で、外壁や屋根の工事と一緒に頼むと足場代を共有できます。
| 依頼先 | 費用の目安 | 特徴 |
|---|---|---|
| 板金・雨樋の専門業者 | 抑えめの傾向 | 自社施工で中間マージンが少ない。部分修理も受けやすい |
| 地域の工務店 | 中間 | 家全体を見て判断してくれる。技術は業者ごとに差がある |
| 一括見積もりサイト | 相見積もりで比較 | 同じ長さ・同じ素材で金額を比べられる |
| ホームセンター | 中間 | 窓口が身近。対応できる工事の範囲は店舗ごとに異なる |
| ハウスメーカー | やや高め | 保証が手厚い。新築時の施工内容を把握している |
雨樋修理の選び方と費用を左右するポイント
①足場の有無:費用を最も左右するのは足場です。1階の高さではしごで届けば足場は不要ですが、2階の軒樋を直すなら足場代が100,000〜150,000円ほど加わります。工事そのものより足場のほうが高くなることも珍しくありません。
②部分修理か全交換か:外れや割れが1か所なら部分修理で済みます。ただし雨樋の寿命は20年前後が目安で、劣化が全体に広がっている場合は直してもすぐ別の箇所が壊れます。築20年を超えていれば、足場を1回で済ませる全交換のほうが結果的に安く済むことがあります。
③素材:塩ビ製が最も安く普及しています。ガルバリウム鋼板やステンレス、銅は耐久性が高いぶん材料費が上がります。既存と同じ素材・同じ形状にすると部材の加工が少なく、費用を抑えられます。
雨樋の修理費用を安く抑えるコツ
外壁塗装や屋根の工事を予定しているなら、雨樋の交換を同じタイミングで行ってください。足場を1回組むだけで両方の工事ができるため、別々に頼むより足場代1回分が節約になります。
台風や大雪で壊れた場合は、火災保険の風災・雪災の補償が使えることがあります。経年劣化による破損は対象外で、申請の期限や補償の条件は契約によって異なるため、業者に頼む前に保険会社へ確認してください。
落ち葉や泥の詰まりが原因なら、清掃だけで直ることがあります。1階のはしごで届く範囲であれば自分で掃除することもでき、定期的に詰まりを取ることで雨樋の寿命も延びます。
雨樋の修理のよくある質問
Q. 自分で修理できますか?
A. 軽いひび割れを補修テープや補修材でふさぐ程度なら、1階の高さに限って自分で行えます。継ぎ目が外れている、水の流れが悪い、設置から20年を超えているといった場合は、原因が別にあることが多いため業者に見てもらってください。2階以上は転落の危険があるため、自分での作業は避けましょう。
Q. 雨樋の寿命はどれくらいですか?
A. 塩ビ製で20年前後が目安です。日当たりが強い面は紫外線で劣化が早まり、落ち葉が多い環境では詰まりによる変形も起きます。割れや歪みが複数箇所に出てきたら、部分修理を繰り返すより全交換を検討する時期です。
Q. 放置するとどうなりますか?
A. 雨水が外壁を伝って流れるようになり、外壁の汚れや塗装の劣化、基礎まわりへの水たまりにつながります。長く続くと外壁の内部に水が入り、雨漏りや木部の腐食に進むこともあります。雨樋だけなら数千円から直せるため、気づいた時点で手を打つのが結果的に安く済みます。
雨樋の修理・交換費用まとめ
雨樋の修理費用は金具や集水器の修理が1か所3,000〜4,000円、竪樋の交換が10,000〜12,500円、全交換なら足場込みで200,000〜400,000円が目安です。2階以上の工事は足場代が大きいため、外壁塗装や屋根工事と同じタイミングで行うと費用を抑えられます。台風や大雪による破損は火災保険が使える場合があるので、業者に頼む前に確認してください。

